産学行政連携支援

テラヘルツ波産業応用研究会の概要

研究会解散のお知らせ

当研究会は、平成20年に設立以来、本年で10年が経過いたしました。その間、テラヘルツ波・ミリ波技術の産業応用への促進を図るため、講演会やセミナーを通じてテラヘルツ波・ミリ波の技術情報の提供を進めるともに、分科会においてミリ波に関するトライアル装置を設置し、企業の技術的課題の解決に取り組んでまいりました。講演会及びセミナーにつきましては、平成29年度までに通算13回開催し、中小企業の技術者をはじめとする延べ650名余の方々にご参加いただきました。
テラヘルツ波・ミリ波技術は、この10年間において研究開発が大きく前進するとともに中小企業等への認知度も増す中で、幅広い産業分野への応用が期待されてきています。このような状況下、当研究会は「地域の中小企業へのテラヘルツ波・ミリ波技術の普及啓発を図る」という設立趣旨を果たしたと考え、本年度を以って発展的に解散させていただくことになりました。

設立趣旨

テラヘルツ波・ミリ波技術の普及啓発を行うとともに、トライアル測定装置を使って企業の課題解決に取組み、テラヘルツ波・ミリ波技術の産業応用の促進を図ることを目的とする。

設立内容

  • テラヘルツ波・ミリ波技術に関する講演会等の開催による普及啓発
  • トライアル測定装置を用いた、企業の課題解決を行う研究分科会活動
  • トライアル試験

参加メンバー

(平成24年9月現在、敬称略)

■会長

・川瀬 晃道 名古屋大学大学院工学研究科電子情報システム専攻 教授

■参加メンバーの所属(順不同)

・電子機器、計測機器、機械金属、その他
 ※25企業、3大学、3公的試験研究機関

■事務局

・公益財団法人名古屋産業振興公社 研究推進部