新型コロナウイルス感染症に加え、急激な円安や物価上昇による影響、カーボンニュートラルへの対応や電動化・自動化といった自動車産業をめぐる構造変化など、中小企業を取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。
このような時代において、地域経済の持続的発展を促していくためには、デジタルトランスフォーメーション(DX)などの取り組みにより生産性の向上を図るとともに、人的資源の再配置を行うなど、新しい価値を生み出すための環境を整えることが重要とされています。
また、中小企業が環境の変化に対応しながら、競争力を維持・向上していくためには、AIなど先端テクノロジーに秀でるスタートアップとの連携を図るなど、新技術を活かした商品開発や新しい分野への事業転換を積極的に行う必要があります。
これらを踏まえ、変化の激しい時代において必要とされる支援施策に取り組み、中小企業のチャレンジを後押しし、身近な支援機関としてさらに頼られる組織となることを目指し、新たな経営戦略計画を策定しました。
(1) 経営理念
名古屋市と密接に連携し、産業技術の研究開発の促進及び普及啓発、産業に関する人材の育成、創業・経営支援、工業技術支援、経済交流の促進等による中小企業等への総合的な支援を通じて、市民福祉の向上に寄与すること並びにものづくりをはじめとする地域産業の高度化及び新たな産業の創造・育成を図ることにより、中部圏の中核たる名古屋市の産業振興に寄与します
(2)ビジョン
「変化の時代」の中、新たな価値創造を目指す中小企業のチャレンジを支援します
(3)経営戦略方針
→「経営戦略計画」の詳細はこちら [PDF:9,737KB]