産業の名古屋2007

各章の要約

第1部
   
第2部
名古屋の経済と産業の特徴
第1章
第2章
第3章
   
第3部
名古屋市の産業
第1章
第2章
第3章
第4章
第5章
第6章
第7章

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お問い合わせ先
 財団法人 名古屋都市産業振興公社
 総務部 052-735-2115
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名古屋都市産業振興公社

第3部 名古屋市の産業

第1章 製造業

  1.  本市の製造業(従業者4人以上)は、平成17年12月31日現在、6333事業所(対平成16年比2.4%増)、従業者数12万262人(同1.0%減)、製造品出荷額等3兆6607億円(同4.8%増)、付加価値額1兆3320億円(同3.7%増)となっており、主要4指標のうち3指標は前年を上回りました。

  2.  本市製造業の事業所数を従業者規模別の構成比でみると、小規模(4〜29人)事業所が90.9%、中規模(30〜299人)事業所が8.6%を占めており、中小規模の事業所が占める割合が極めて高くなっています。

  3.  本市製造業を中分類別にみると、事業所数・従業者数・製造品出荷額等のいずれにおいても、一般機械が第1位となっています。事業所数では、以下金属製品、印刷・同関連、食料品、プラスチック製品となっており、これら上位5業種で全体の約6割を占めています。

  4.  区別の製造業事業所数をみると、中川区の929事業所が最も多く、以下港区、西区という順になっています。本市製造業を地域別にみると、港区・南区などの名古屋港臨海部では重工業、千種区・名東区などの名古屋市東部では一般機械、中区などの都心部周辺では印刷・同関連業などの都市型製造業というように、地域によって特徴的な集積がみられます。

  5.  製造業を大都市間で比較すると、本市は、事業所数、従業者数ともに東京都区部、大阪市に次ぐ規模となっています。平成16年からの増減率でみると、本市の増加率は2.5%と高く、東京都区部や大阪市を上回る伸長がみられます。また、製造品出荷額等においても、増加率は5.7%と川崎市に次いで高く、本市製造業の好調な様子が伺えます。